
ムービーの保存について
「QuickTime Player」では、ムービーを作成および編集し、保存できます。「ファイル」>「別名で保存」と選択すると、以下のいずれかでムービーを保存できます:
- 独立再生形式のムービーでは、ムービーの作成に使用したすべてのデータ(ビデオ、オーディオなど)が単一のファイルに含まれます。
- リファレンスムービーには、ハードディスク上の別のフォルダや Web サーバなど、別の場所に保存されているほかのムービー(またはムービーの一部)へのポインタが含まれます。ほかのムービーへのポインタは、ムービーの一部をコピーして別のムービーにペーストした場合などに作成されます。
ハードディスクの空き容量が十分でなく、ソースムービーの場所が変わらないことが確かな場合は、ムービーをリファレンスムービーとして保存できます。コピーしてペーストするメディアは、全体が新しいムービーファイル内に保存されるのではなく、容量を節約するメディアへのポインタとして保存されます。
リファレンスムービーを再生すると、QuickTime はポインタに従ってほかのムービー(またはムービーの一部)にアクセスして再生します。ムービーにほかのデータへのポインタが含まれているかどうかを調べるには、「ウインドウ」>「ムービーのプロパティを表示」と選択し、ウインドウの上部にあるムービーを選択して、「リソース」をクリックします。ムービーを含むファイルがリストに表示されない場合は、ムービーにポインタが含まれており、独立再生形式ではありません。ムービーを含むファイルを見るには、コマンドキーを押しながら、ウインドウの上部にある小さな書類アイコンをクリックします。
「リファレンスムービー」という用語は、接続速度に応じて異なるユーザに異なるサイズのストリームをインテリジェントに配信するために作成できるファイルにも使用されます。詳しくは、「リファレンスムービーを作成して Web 再生を最適化する」を参照してください。